ストレス解消、腎機能改善によく効く足裏のツボ編
お風呂上がりに、①~③のツボを下の図のように10回を目安に、親指の腹で揉んだり、小指でトントンと刺激を与えたり、さすったりしましょう。
青竹踏みや薬局で市販されている温灸などを使っても効果的です。
「頭寒足熱」の言葉の通り、東洋医学では、頭部を冷やし、足部を温かくすることが健康に良いとされています。現代社会では、頭脳を酷使することが多く、気血が上半身にかたよりがちです。足裏を揉んで、全身に血を巡らせましょう。
①總健点(そうけんてん) (角貝讓計オリジナルツボ。母趾内転筋を刺激します) |
位置:土踏まずの中央 属する経絡:龍泉 |
効能 |
(1)足のむくみ、足裏の疲れ・だるさ、末端冷え性 (2)腎機能低下 (3)脳の疲れ、ストレス性の疲れ (4)腰痛、膝痛、軽度の外反母趾 (5)生理痛 (6)ジョギングやマラソンをする人 |
②湧泉(ゆうせん) |
位置:足底の中央やや前方 属する経絡:腎経絡の井木穴(せいもくけつ) |
効能 |
(1)婦人科疾患(生理痛、生理不順) (2)足、腰、下腹部の冷えによる痛み (3)目のかすみ、疲れ (4)自律神経失調症 (5)ストレスによる気力・体力消耗 |
③失眠(しつみん) |
位置:かかとの中央 属する経絡:奇穴(きけつ) |
効能 |
(1)不眠、足が冷えて眠りが浅い (2)ストレスが原因で疲れがとれない (3)歩行時の足裏の痛み (4)生命力の強化、長寿の健康法 |
新世(2013年11月号)より
社団法人 倫理研究所
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