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1. 脈診流鍼灸治療は、東洋医学(漢方)の理論をベースに、脈診で身体の異常を診断したり、その異常を正常なレベルに改善します。

この脈診では、脈は「病脈(びょうみゃく)」と「健康脈(けんこうみゃく)」に大別出来ます。
病脈は、身体の異常を現し、回復力、治癒力、免疫力の低下、病気から身体を回復させる力が低下していることを手首の脈の拍動に示しています。

この身体の回復力の低下した状態を「病脈」としてチェックして、この病脈を鍼治療で「健康脈」に改善してあげることによって身体に本来備わっている治癒力、回復力、免疫力、炎症を取り除く消炎作用が働いたり、痛みを取り除く鎮痛作用が体内で作られ、痛みを取り除くメカニズムが働きだします。

この生命のメカニズムが最も発揮しやすい身体に脈を診ながら治療を進めて行くのが脈診流の鍼灸治療です。

また、この手法によって病気を治したり、予防したり、元気な身体にするわけです。

当院の脈診・鍼術での治療効果の判定は、客観的に加速度脈波計で治療前と後に記録して確実に改善をはかります。

臨床では的確に手首の脈の病脈を捕えて、鍼術で「正常な理想的な健康脈」に改善する技術力が脈診流鍼治療の力になるわけです。

脈診には、明確な基準があります。
その基準を指先感覚で”とらえる”ことが診断能力で大切なことなのです。


 

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